「鞠」と「乳母車」

2009年7月24日金曜日 0:11

「鞠」って,一体いつごろまで(子どもたちが遊びに使う)ボールを指す言葉として使われてたんだろう?
今では,「鞠」というと,工芸品に近いものをイメージしてしまうかもしれない。色とりどりの糸を巻いたお飾りの鞠とか。
「乳母車」の方は,今でも年代によってはまだまだ現役かも。でも,実際に子育て中の世代では死語に近いんじゃないかな。

パリ情報サイトカイエ・ド・パリでおもしろい記事を読んだので…

7月21日(火)がっかりさせてごめん。
良いお天気の続くパリ。先日、近所の公園に子供を連れて行ったら、同じような年齢の子供を連れたパパさんが近寄ってきて「どちらの出身ですか?」ときかれ ました。日本人です、と答えるとうれしそうな顔して、「僕、日本語を自己流で勉強しているんだけど、なかなか話す機会がないから」と意外な言葉が飛び出し ました。
そ して、子供たちが遊んでいるビーチボールを指して、「あれは日本語でなんて言う?」ときかれたので、「えっと、ボールかなぁ。ビーチボールとも言うかな」 と答えると、やっぱり・・・と残念そうな表情。辞書では「鞠」って書いてあったのに、インターネットとかで調べると誰も「鞠」なんて言ってないんだよね、 と。そして、ベビーカーはなんて呼ぶの?と言われて、「ベビーカーかバギーかな」と答えると、「乳母車」とはもう誰も呼ばないんだね・・・とますます悲し そうな顔に。確かに、そう言われるとあまりにも外来語が多すぎて、日本語を学ぶ外国人にとって張り合いがないのかもしれません。それでも彼はがんばって、 自分の息子に「小僧」、娘に「ぼたん」という愛称をつけて呼んでいました!かなりユニーク(笑) (2009-07-20)
「小僧」,「ぼたん」っていうのがイイね!

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