「7.日本語の音声Ⅰ」終了

2009年5月31日日曜日 11:12

【NAFL日本語教師養成プログラム】進行中。数字は提出済み。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24

1日半ぐらいで終了。
めちゃくちゃ集中してがんばった。

「音声」は苦手な分野だけど,テキストに助けられ,8割方は理解できた。
わかってくると結構おもしろい。
ただ,最後の実力診断テストは…
全然自信ない。
合ってるのか間違ってるのか…
採点してもどってくるまで答えがわからないなんてねー。
まだまだだなあ。

Chriss - Le Boulanger Viennois (パリ7区)

2009年5月29日金曜日 10:28

バゲットにたっぷりのバターを塗って…あぁぁぁー 今,ホントに今,たまらなく食べたいー。
シンプルにして最高の組み合わせ。
パリのあそこのパン屋さんのバゲットとあのバターと…
夏まで待てないー,でも待つしかないー。

大きな地図で見る
Chriss - Le Boulanger Viennois (パリ7区)
中央あたりのくすんだオレンジのテントのお店。

このパン屋さん,夫のアパルトマンから歩いて数分のところにある。
エッフェル塔方向に散歩していて見つけた。
まずは雰囲気のある店構えが目を引いて,その次,バゲットを食べてみてまいった。
おーーーいけるじゃない!
ただの近所のパン屋さんだと思ったら,あらあら。
15区中心に,まだ10店程度のお店しか知らない私だけど,その中で,Maison Kayserについで2位に挙げたい。
パリではおいしいのがデフォルトではあるけれど,個人の好みもあるし,なかなかコレ!と思うものには当たらない。

このお店,まずは店構えがかわいい。
淡いオレンジの店が目印。内装もどこか南仏風でおしゃれっぽい。
店員さんたちも感じ悪くない(これ,無愛想が普通のパリでは貴重よね)。
そして,何よりポイントが高いのは,パンのおいしさに加えてカヌレがあること!
日本でも何年か前にはやったフランスのお菓子,カヌレ
もともとボルドーのお菓子でもあるし,パリじゃどうよ? と,お味については半信半疑だったのだけど,
それがなになに,どうしてどうして… すっごくおいしかった!

カヌレカヌレカヌレ… 
かなわぬ夢だわぁ。

むこうにいるときには,おかき・あられ・お煎餅みたいなしょっぱい味のお菓子が食べたくなるっていうのにねrolleyes

********************************
お店の名前がわからなくてネットで調べていて,日本人の方のブログに助けていただいた。
"おばちゃんがゆく!パリのパン屋さん☆"
http://bonjouratous.at.webry.info/200707/article_1.html
フランスの有名なガイドブックに載ってるお店だって!
びっくり。
でもうれしかった。ミーハーだもんwink

「3.日本語教授法Ⅱ」終了

2009年5月24日日曜日 23:00

【NAFL日本語教師養成プログラム】進行中。数字は提出済み。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24

終わったぁ。

前回の「2.日本語教授法Ⅰ」と同様,実際の(模擬)授業のCDが付属している。
文字だけではイメージできないところがよくわかる。
聞いてると,自分が実際に教える立場にいるような気分にもなる。
モチベーション維持にもgood!

ボルフスブルク優勝!長谷部おめでとう!

15:30

ボルフスブルクがリーグ初優勝 - 長谷部は先制点の起点に
5月24日10時22分配信 スポーツナビ

優勝トロフィーを掲げて喜ぶ長谷部
(Bongarts/Getty Images)


いい写真だー。
でも,これって著作権にひっかかるのかな。

早く映像も見たいー。
優勝のプレッシャーがかかる試合で,開始間もない時間帯に,長谷部のアシストで最初の1点が入った。
すごい,すごすぎる。

ドイツ・ブンデスリーカの(田舎チーム)ボルフスブルクでプレイする長谷部。
今やチームになくてはならない存在。
ドイツに渡っても着実に力を伸ばし,チームで認められ,そして今回の優勝に至った。

昨年1月,彼の更なる成長のためなら,と多くのRedsサポーターから惜しまれつつ送り出された。
私自身,Redsの選手の中でも特別なお気に入りだった。
何てったって,私の唯一のレプリカユニフォームは彼の名前と背番号入り!
感慨もひとしお。
Redsの他の選手たちにも,きっと良い刺激になったはず。

サーカスの息子(上)(下) ジョン・アーヴィング

2009年5月23日土曜日 15:50



ひさびさにジョン・アーヴィングを読んだ。
例によって怖じ気づくほどの大作。
分厚い文庫本2冊にまたがる。

最近見た映画『スラムドック$ミリオネア』といい,この作品といい,
どうしたご縁かまたまたインドが舞台だ。

アーヴィングの小説にして初めて,最初の数十ページがきつかった。
でも,状況が動き始めるや,話は無秩序なまでに弾け,スピード感を増し,
さすがジョン・アーヴィング!奇想天外な展開にクラクラした。

物語全体がまるでサーカス!

いつもアーヴィングの小説を読むと,心が自由になる。
ハチャメチャな登場人物たちの生き様を追ううちに,少しずつ心の鎧がはがれていく感覚。
当たり前と思われがちな常識やモラルがばからしくなる。
彼の作品には,そんな諸々を超越した,何かもっと大きな人間愛のようなものを感じる。
アーヴィングが大好きだ。

この一週間,用事のキャンセルが相次いだお陰もあって,
一気に読み終えることができた。
さあ,次はお勉強!

読書について~朝日新聞5.22朝刊より

2009年5月22日金曜日 9:29

朝から良いものを読んだので,備忘録として。
(朝日新聞2009.5.22朝刊「伝えたい知の喜び」より)

■池上彰さんの『読書がこの道に導いてくれた』より

人間として大切なのは他者の気持ちを理解すること。それには想像力が不可欠。他者に共感する力を育てるためにもっとも有効なのは読書だとオバマ大統領は言っているそうです。

子どもの頃からまったく本を読まなかったブッシュ前大統領と,読書で思索を深めていたオバマ大統領。外交に対する姿勢が全く異なる両者の差の根底には,読書量の違いがあるのではないかと私は思います。

■瀬戸内寂聴さんの『良書の選別や干渉はしないで』より

読書の究極の恵みは,自分を識り,他者を理解する力を与えられることだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
驚いた。
オバマ大統領と,彼の言葉をここで引用する池上さん,そして瀬戸内さんから,
ほぼ同義の言葉を聞くことになろうとは。
私自身,いつも漠然と感じ,つたない言葉ながら息子に話す内容とも似通う。
ことにオバマさんの言葉が非常に近くて,感銘を受けた。
想像力がいかに大切か。
想像力がなければ,他者の気持ちを思いやったり,理解することなどできないのだから。

またして「連敗ストッパー」になっちゃったけど…

2009年5月21日木曜日 11:24

昨夜のナビスコ・カップ,Redsは大分と1-1で引き分けた。
またしても,「連敗ストッパー」。
大分が公式戦9連敗中と知った時,なーんかイヤな予感があった。
そして,案の定って感じで,悪い予感が当たっちゃった。
昔っから,Redsってそんな弱さがある。
フィンケさんになってから,変わるかもって期待してたのに…。

だけどついさっき,いつものようにRedsオフィシャルでフィンケさんのコメントを読んで,
またまた癒されたんだなあ,これが。
読んでると,目先の結果に一喜一憂する必要はない気がしてくる。
もちろん,プロスポーツに関わる限り,勝敗に無関心でいることなどできないけれど,
この人になら,時間を預けて,きっと良いチームを作ってくれると信じて任せていられる。
とても尊敬できる人物。
まずは非常に知的。いつも理路整然と話される。
それでいて,落ち着いた言葉の中に隠しきれない情熱も見える。
選手想いで気配りも上手。

特に感動したのは以下の部分。

そして、先ほど『若手の選手たちはミスを犯す権利がある』というお話をしましたが、最も大切なのは、彼らがしっかりとしたスタジアムで、たくさんの観客の 前でそのミスを犯すことです。そうすれば、このミスからたくさんのことを学ぶことができるからです。できる限り4万人、5万人、できるのならば私たちの埼玉スタジアムの中で、5万5千人の観客の中でミスをする、これが大切なことだと思います。観客がいないところでミスをしても、そこから多くのことを学べる とは私は思っていません。ですので、できる限りホームでの公式戦で自分たちの若手の選手を積極的に起用すること、そしてもちろん、彼らが積極的にミスをす る、そうすることで、彼らもそのミスから学ぶことができると思います。
あらあら,ここにコピペして読み直してみると,何だかありきたりの印象が。
全体から部分的に切り取ってしまうと,いかに強い信念に基づいた言葉かとか,わからなくなっちゃうのね。
長ーいコメントを目をチカチカさせながら読み通し,最後あたりで出会ったこの部分,
私はかなり胸を熱くして読んだんだけどね。

マスク!マスク!マスク!

2009年5月19日火曜日 21:32

あれよあれよという間に,新型インフルエンザの話題で埋め尽くされた感のある昨日今日。
我が家の近辺,人通りのまばらな通りを歩く人の顔にも,7,8割方マスクが見られる。
何だか不気味。
目に見えない恐ろしいものが,ひたひたと忍び寄ってきてるかのような。
重苦しい気分。

でも,今の状態って,そこまで深刻なものなのかな?
どうもよくわからない。
用心がとても大切なのはわかるけど,何だかなあ…
一言で言ってしまえば,過剰+過敏な反応のような気も。

午後から,用事で三ノ宮へ行った。
家から最寄駅に着き,プラットホームで電車を待つ頃には,すっかりマスクが標準の景色に。
三ノ宮では,当然のごとくマスク,マスク,マスク…。
ま,これはわかる。
どこでウィルスもらっちゃうかわからないもの。
もちろん,この私もマスク族の一人だった訳で…。

そんな中,見たことのない珍しいものを見た。
外国人のマスク姿!!! 初めてだー。
欧米人には予防目的でマスクをする習慣はないはず。
彼らにしたら,When in Rome, do as the Romans do.ってところだったかも。
それに,あそこのセンター内ではマスク着用が強く奨励されてたから,仕方なしだったかも。

私としては,予防に必要なことは遵守しつつも,やはり冷静に対応していきたい。
根拠のない不安に振り回されたくない。

その意味からも,北九州市の教育委員会の対応には言葉を失った。
ほとんど根拠のない不安をばらまく側に立ってる訳ね。

 北九州市教委は16日、修学旅行で10日以降に兵庫県の神戸市東灘、灘、中央の各区か芦屋市に滞在した市立中学校8校の生徒911人、教職員69人の計 980人について、滞在最終日から7日間、登校停止にすることを決めた。教職員は自宅に待機し、生徒も「できる限り家から出ないように」と学校を通じて指示する。
(asahi.com 2009年5月16日22時19分)

いかにも日本人的。あほらしっ。
全く理解できないって訳じゃないけど,極端過ぎない?

「2.日本語教授法Ⅰ」しゅうりょょょょょょう!

2009年5月13日水曜日 16:09

【NAFL日本語教師養成プログラム】進行中。数字は提出済み。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24

やっと,やぁっと,次のユニットが終わった。
てんやわんやの日々が続いてたとはいえ,怠慢は否定できない。
先日ここで再スタートの宣言をして,何日がたったっけ。
そろそろと取りかかり,昨日今日でラストスパート。
やっと1ユニットを終えて,仕上げテストを済ませた。

時々,弱い心に負けそうになった時,
酔いどれオヤジさんからいただいた,さりげなくも力強いお言葉を思い出し,
がんばんなきゃ! とねじを巻き直したりしたっけ。
ありがたいことです。

残りのユニットは猛スピードで取り組まなければ。
もしや,9日で1ユニット!?!?!?
むむむっ...
でも,あきらめないぞぉー!

Reds lost the game

2009年5月10日日曜日 16:39

ずっと勝ち続けることなんかできない,いつかは負ける

-とはわかっていても,やっぱり気持ちいいもんじゃない。
久々の負け試合。
でも,ある意味,これまでが恵まれすぎてたのよね。
次のガンバ戦までにフィンケ監督がどう修正してくるか,楽しみにしてましょう。

それにしても,今日のスカパーはひどい!
いつも楽しみにしてる監督インタビューの映像。
モラスコーチがちらっとも映らなかった!
監督のことばを私たちにわかりやすく伝えてくれる,とっても大切な人なのに。
…というより,正直に言っちゃえば,モラスコーチのお顔が見られなくて残念だったのよねー。
来週のガンバ戦までの1週間が長いわぁ。

あらら,そうこうしてるうちにヴィッセル神戸,ロスタイムで名古屋に追いつかれちゃった。
かわいそうにぃ。

フィンケ監督について~Number 722号

12:03

一体何年ぶりだろう,Redsの試合がある日をこんなにもワクワク楽しみに待つなんて。

川崎との試合まで,あと2時間弱。

少なくともここ2年ぐらいは,何だか試合がおもしろくなかった。
ACLで優勝した年でさえ。
チームのまとまりが感じられず,チームが目指してるものが見えてこなかった。
何だか選手の表情も硬く感じられた。

それがどうしたこと!?
たった何ヶ月かで,こんなにも雰囲気が変わっちゃって!
フィンケ監督,あなたって… ただ,ただamazingです。

シーズンが始まる前の,フィンケ監督の独占インタビュー記事を見つけた。
10試合が終わったところで読むと,また興味深い。
Number 722号からの抜粋らしい。
全文を読めないのが残念。

木崎伸也=文
【独占インタビュー】
フォルカー・フィンケ Volker Finke
"ドイツのオシム"は浦和をどう変えるのか。    

 1月上旬、フライブルクのアパートの一室で、私たちはフォルカー・フィンケに会った。昨季無冠に終わった浦和レッズが、再建を託した人物である。

 事務所に入ると、フィンケは慌しく資料を整理していた。数日後に迫った日本行きの準備に追われているのだ。ドイツサッカー協会のロゴが入ったファイルや、某クラブの育成レポートなど、重要書類を丁寧にソファーの上に並べている。もしこの全てに目を通せば、すぐに近代サッカーの専門家になれるだろう。

 フィンケは知る人ぞ知る、ドイツの理論派監督のひとりである。42歳のときに高校教師を辞めてプロ監督になり、地方の小クラブだったフライブルクをわずか2年で1部に昇格させた。その余韻覚めやらぬ'94-'95シーズンには、無名選手ばかりのチームをまとめあげ、1部の3位になるという快挙をやってのけた。16年に渡ってフライブルクを率い、もちろんこれはブンデスリーガの最長記録だ。

 資料整理の手を止めて、フィンケがコーヒーマシーンのスイッチを入れた。どうやらインタビューの準備ができたらしい。

 「これは私が浦和の監督になってから受けた、初めてのインタビューだ。さあ、記念すべきインタビューを始めようじゃないか」

 フィンケはイスにどかっと腰を下ろすと、60歳とは思えないほどにエネルギッシュな声を腹の底から出した。


──まずフライブルク時代について、聞かせてください。あなたは地方クラブのフライブルクを一人前に育て上げ、UEFAカップに2度出場し、1部昇格も3度果たしました。どうやって改革した?

 「私がフライブルクに来たときは何もなかったが、長い時間をかけて、スタジアムを改築し、ピッチを増やし、チームの基盤を築いた。我慢強く育て、無名の選手に成功をもたらせたと思っている。1部でいい成績を残すたびに、選手を引き抜かれたが、私はその状況を受け入れた。なぜなら移籍すれば選手の給料は2倍になり、一方でクラブは移籍金を手にして施設に投資できる。そんなウィン・ウィンの関係を作ることができたんだからね」

──フライブルクから巣立った選手を見ると、おもしろい共通点があります。'06年W杯に出場したドイツ代表のケール(ドルトムント)、グルジア代表のコビアシビリ(シャルケ)やドイツU-21代表のアオゴ(ハンブルガーSV)など、複数のポジションをこなせる、ポリバレントなタイプが多い。なぜでしょう。

 「答えは簡単だ。もし、選手のポジションが固定されている2チームが対戦したとしたら、勝つのはどちらか。それは優れた選手が、多くいるチームだ。だから、もしスター軍団のチームに勝とうと思ったら、何か特別なことをしなければいけない。ひとつのポジションに固定されず、よりフレキシブルにプレーしなければいけない」

──ドイツでは、あなたはコンビネーション・フットボールの信奉者として知られています。戦術を説明してくれませんか?

 「私はフライブルクでの16年間で、およそ5つのチームを作り上げた。結果を出すたびに選手を引き抜かれ、一からやり直さなければいけなかったからだ。ただし、常にコンビネーション・フットボールを目指したことに変わりはない。ポゼッションを好み、ショートパスで相手を崩す。これをできるかは走る量にかかっている。守備時にどれだけ走ってプレスをかけられるか。攻撃時にボール付近で数的優位をどれだけ作れるか、にね」

──そういう攻撃サッカーは、どんな練習をすれば実現できるのか。どの監督でも、相手がボールを持っているときのトレーニングの方法論は持っていると思うんです。それに対して自分たちがボールを持っているときの練習は難しい……。

 「そのとおりだ。多くの監督が練習の80%を、相手ボールのときの練習にあてている。だが、私は違う。マイボールのときの練習パターンが無数にある。キーワードはハンディだ。的確なハンディを持たせたゲームを行う。それをメディアに語ることはできないけれどね。試合で自分たちがボールを持っているとき、たくさんのパターンが出現する。もしそのパターンに対して、コンビネーションを練習しておけば、実戦で大きな武器になる。私自身たくさんのパターンを試して来たし、変更して来た。パターンの認識と反復練習がコンビネーション・フットボールを助けるんだ」


 ここでフィンケが、ユーロ2008でスペインが優勝したときの新聞記事を取り出した。大会中、フィンケはスイス国営放送の依頼で、解説者として現地にいた。攻撃的なスペインが優勝したことを、自分のことのように喜んだという。

 「今、サッカー界では相手にプレスをかけてボールを奪い、少ない手数で素早く攻めるやり方が流行している。ドイツ代表もそうだ。しかし、それはもはやモダンではない。スペインのように、焦らずにボールをまわし、相手の隙を見つけた瞬間、一気にスピードアップしてゴールを目指すやり方がモダンだ」


──次に「語る力」について聞かせてください。サッカーではあらゆる場面で選手とのコミュニケーション力が重要になると思います。

 「コミュニケーションは私にとって、最も興味深く、最も難しい課題だ。たとえば今回、私が短期間に日本語を学ぶのは難しい。ちょっとした日常会話は覚えられるかもしれないが、監督の仕事には誤解があってはいけないからね。だから浦和では、練習を英語で行う。さらにドイツ語や日本語に堪能なコーチがいるので問題はない」

──コミュニケーションと言っても、直接的な言葉以外の要素もあります。言葉以外に重要なものは?

 「監督が自分なりのアイデアを持っていることだ。アイデアがともなったフットボールは、それそのものが“言葉”なんだよ。日本人でも、中国人でも、アメリカ人でも、みんないっしょにプレーすれば、それがコミュニケーションだ。なぜ、世界中の人がサッカーを愛し、熱狂するのか。それはフットボールそのものが、第一の言葉だからだ。オレはここにいるぞ、というエモーションであり、怒りである。フットボールにおいては、多くのコミュニケーションが感情的になされる。フットボールのアイデアこそ、興味深いものだよ」

just a quick note

0:15

The time you enjoy wasting is not wasted time. Bertrand Russell

思い出すとは忘るるか 思い出さずや忘れねば 「閑吟集」85番

**********************************
Je me demande si tu va bien. Probablement oui.
Je me demande si tu es heureux. Je l'espére bien.
http://www.kids-station.com/company/qcbf1l0000001tow-att/rni9hp0000003q65.pdf

バーン・アフター・リーディング * Burn After Reading

2009年5月8日金曜日 15:42

ずっと気になってた映画を見に行った。

町での所用のついでに,お楽しみもプラスってとこ(^^)
先週に引き続き2週連続だなんて,何て贅沢なペースなんでしょ。

さてさて,見て来たBurn After Reading-
じわーと笑いがこみ上げてくるような,まっ一種のコメディー。
監督も俳優陣も,気分転換に好きなことして遊んでみましたって雰囲気が漂う映画だから,
何も考えずに楽しめばいいんだと思うんだけど,
見終わって,何とも表現しがたい余韻あり。
何か書いておきたくなるような。

いつも読んでる映画批評サイト「映画ジャッジ」の批評家さんたちの中では,山口拓朗さんのものが私の感じ方に近い。

"滑稽さや自虐、皮肉、ユーモアなど、さまざまなエッセンスをちりばめながら、どうしようもない人間たちの、それでも憎むことのできない人生を、サスペンスドラマのなかに放り込んだ痛快作"

それにしても,コーエン兄弟って,やっぱり非凡だ!
正統派アカデミー賞映画の次に,こんな不思議なおバカ映画(世間ではこう呼ばれてる)を作っちゃったりする。

そして,そんなコーエン兄弟と相思相愛らしいジョージ・クルーニーも,
まったく映画人としての幅が広いなぁ。
Good Night & Good Luckを作った人と同一人物?

ブラッド・ピットは本物の役者だー!
彼の映画はそんなに多く見てきた訳じゃないけれど,こんなに感心したのは初めて。
いわゆるおバカキャラをあそこまで演じきるなんて,お見事!

フィンケ先生,ありがとう!

2009年5月5日火曜日 23:01

また勝った!!!
2日の新潟戦といい,今日の柏戦といい,去年のRedsなら完全に負け試合でしょ。
びっくりだわぁ。

今年は基礎固めで良し,我慢の年で良し,と思っていたのに,
あらあら,10節終わったところで勝ち点23の首位ですって!?
順調過ぎて何だか怖いくらい。

もちろん,今後もずっとこの好調が続くなんて甘くないよね。
負けが立て込むこともあるかも。
でも,なぜか不思議な安心感がある。
フィンケ先生,いえ監督,この人がいるから。
健康に気をつけて,どうかRedsのために長生きしてください(^^)

今年はRedsのオフィシャルHPが楽しい。
試合後のフィンケ監督のコメントが,その日の内にアップされる。
それもドえらい長文。
目がチカチカするのをこらえて,でもしっかり最後まで読む。

スカパーの放送も好きになった。
試合後に必ず監督のインタビューを流してくれるから。
フィンケ監督,ここでもしっかり語ってくれるんだなあ。
(モラスコーチの"立て板に水"通訳もすばらしい。)
この人の考えの深さがよくわかる。
若い選手を育てること,ベテラン選手への配慮,リスクマネージメント... etc.
やっぱりこの人,「先生」だわあ。

自分に厳しく~目標再確認

2009年5月3日日曜日 12:23

GWでもイベントなし。まったり時間の流れる午後。
怒濤の忙しさも落ち着きつつある今,最近の自分を振り返るには絶好の時かな。
ここらへんで目標を再確認。

・日本語教育能力試験に合格する
   そろそろ勉強にもどらなきゃ!!!
   タイムリミットをもっと意識して焦ろう。
   それにしても,先週末の検定解説セミナーは有意義だった。
   講義のわかりやすさに感銘を受けるとともに,試験を甘く見ていた自分を猛省。

・何が何でも3年前の体重にもどす!!!
   最近,夫,長男に続き次男までが私の「肥満」を指摘するようになった!
   これはこたえた。
   それに,自分に自信を取り戻すためにもとても大切。  
   今ある服たちに,再び日の目を浴びさせてやるためにも。
   自分の意志の力が試される。
   何しろ軟弱だからなぁ。
   でも,人目を気にすべき仕事もあるわけだし,今度こそは!
    
*****************************
最近では,何か目標を決めると,ここで宣言することにしてる。
派手に発表して,すぐに反古にしちゃ恥ずかしいって気にするため。
うやむやにできないよう,自分を追い込むため。
自分の心の中だけじゃ,弱い私はすぐに初心を忘れてしまうから。

スラムドック$ミリオネア * Slumdog Millionaire

2009年5月2日土曜日 10:59

昨日は家にいたくなかったので,映画を見に行きました

アカデミー賞総なめの『スラムドック$ミリオネア』。
GWだし映画の日だし話題作だし…ということで,いつもならガラガラの映画館シネ・リーブルがメチャ混み。
予想どおりとはいえ,単館系の映画館とは思えない光景でした。
でも,こんな時ぐらいちゃんと儲けておいてもらわなきゃね。
ハーバーランドのシネ・カノンのように消えてしまわれたら困るもの。

さてさて映画についてですが…
何より,構成の妙・巧さを感じました。
警察の尋問シーン,クイズが続く番組,主人公の子供時代の記憶-この3つの時間軸がとても自然に映画の中で1つになってた。
3つも時間軸があると,普通なら複雑になって理解しにくくなりがちなものだけど,
この映画では,ちょうど良い加減に切り替わることでエンターテイメントとしての映画にまとまってる。
インドの貧困を取り上げたルポルタージュじゃないんだから。
そして最後はインド映画のお約束,総勢数百人で繰り広げられるダンス!
これがよかった! 
このダンスが映画のポイントを上げた気がするくらい。
抑えられた空気がバーンと弾けて,喜びも希望も弾ける感じ。
エンドロールと合わせることで,いきなり大勢で踊り出すことにも違和感なし。

ただ,トータルの感想としては,「佳作」かなぁ。
うーん,世間一般の評価とは違うなぁ。
自分の感受性に自信がないから,あまり大きな声では言えないわ。
でも,正直なところ,この映画より感動が深かった映画はたくさんあるのです。
感動のハードルが上がってるのかも。
仕方がない。
ま,人それぞれで良いかと。