agingを前向きに~宇津井健の記事から
2009年7月30日木曜日 13:44
書類の山を整理していて,去年のものと思われる新聞の切り抜き発見。
たしか宇津井健のことばに感激してとっておいたもの。
ドラマの制作発表会見で、隣に座った21歳の石原さとみのために、そっとイスを引いた。その自然なしぐさ。まっすぐな背中に厚い胸板。喜寿を迎えた人とは思えない。確かに,「まじめで誠実な家族思い」のイメージの俳優さんだけど,そのイメージ通りになるべく生活を律しようなんて,やっぱりこの人,「まじめで誠実な人」だ。
「年をとるのも捨てたものじゃないと最近感じます。73歳では見えなかったのに75歳で見えることもあるし、そうした積み重ねがいいなあと」
「長生き競争!(フジ系、26日夜9時30分)で演じたのは実年齢と同じ年齢の役。同い年の幼なじみ6人が、ひょんなことから「誰が一番長生きするか」の賭けを始める。共演は津川雅彦、草笛光子、北村総一朗らベテランぞろい。笑いと哀愁を交え「生と死」 「老いること」を考えさせる主人公役は新しい挑戦だった。だが、一番難しかったのは謎の女性(石原)とのラブシーン。「20歳の女性に 『結婚したい』と言わせないといけない。でも昔からラブシーンは少なくて」と笑う。
若い頃から「まじめで誠実な家族思い」というイメージで見られることが多かった。
若い役者ならそれを壊そうとするところだが、この人は違う。「じゃあ、役柄に合わせ
て私生活も律し、その役柄を徹底的に掘り下げようと」
節制と自己管理は徹底している。腹筋を毎日300回以上、撮影の合間にも機材の砂袋で鍛錬。自宅の「居場所」は台本を広げたデスクの前。
2年半前に長年支えてくれた妻を亡くした。「堂々と天に召されていった妻の姿を見て、死も老いも怖くなくなった。妻の姿に少しでも近づければと思っています」
(去年の10月頃の朝日新聞より)
「年をとるのも捨てたものじゃないと最近感じます。73歳では見えなかったのに75歳で見えることもあるし、そうした積み重ねがいいなあ」-この言葉だ!
知識と経験はどんどん積み重なっていくわけで,それを利用しない手はない。
そう,もっとagingをプラスに,ポジティブに考えなきゃ。
そして,心と体を健やかにしなやかにキープしていければ最高ね。
ずっと使ってなかったOCRソフトが最近のトラブルで掘り起こされ,3回目のご活躍。
新聞なんかの切り抜きを整理できてうれしい♫