バーン・アフター・リーディング * Burn After Reading
2009年5月8日金曜日 15:42
ずっと気になってた映画を見に行った。
町での所用のついでに,お楽しみもプラスってとこ(^^)
先週に引き続き2週連続だなんて,何て贅沢なペースなんでしょ。
さてさて,見て来たBurn After Reading-
じわーと笑いがこみ上げてくるような,まっ一種のコメディー。
監督も俳優陣も,気分転換に好きなことして遊んでみましたって雰囲気が漂う映画だから,
何も考えずに楽しめばいいんだと思うんだけど,
見終わって,何とも表現しがたい余韻あり。
何か書いておきたくなるような。
いつも読んでる映画批評サイト「映画ジャッジ」の批評家さんたちの中では,山口拓朗さんのものが私の感じ方に近い。
"滑稽さや自虐、皮肉、ユーモアなど、さまざまなエッセンスをちりばめながら、どうしようもない人間たちの、それでも憎むことのできない人生を、サスペンスドラマのなかに放り込んだ痛快作"
それにしても,コーエン兄弟って,やっぱり非凡だ!
正統派アカデミー賞映画の次に,こんな不思議なおバカ映画(世間ではこう呼ばれてる)を作っちゃったりする。
そして,そんなコーエン兄弟と相思相愛らしいジョージ・クルーニーも,
まったく映画人としての幅が広いなぁ。
Good Night & Good Luckを作った人と同一人物?
ブラッド・ピットは本物の役者だー!
彼の映画はそんなに多く見てきた訳じゃないけれど,こんなに感心したのは初めて。
いわゆるおバカキャラをあそこまで演じきるなんて,お見事!