プラハPRAHA 2009年8月①
2009年8月24日月曜日 21:09
憧れのプラハ。
まだ見ぬ恋人に恋い焦がれるような想いを抱いて数十年!
カレル橋,プラハ城,ヴルタヴァ(モルダウ)川,スメタナ・ホール,ティーン教会,カフカ,千野先生… いろいろなイメージや想いがごったになって,熟成するに十分すぎる時間がたった。
そして,ようやく我が家も大人の観光ができる時代に。
でもね,一番のきっかけは,Jason Mrazの"Lucky"のPVがプラハで撮影されてたことなのよね
パリを朝便で立ち,午前中にプラハ到着。
3日目の夜便でパリにもどるまで,しっかり3日間をプラハで過ごしました。
相変わらず写真は二の次の旅スタイルなので,ろくなもんが撮れてませんが,一応ね。
申し訳程度だけど,せめてあまり他で紹介されてなさそうなカットを。
旧市庁舎の塔から,ティーン教会を望む。
ぐるりと四方を見渡せるおすすめスポット。
殊に,旧市街の中心,ヤン・フス像を中心に据えたこの広場側と,カレル橋からお城方向を望む側がすばらしい。
旧市庁舎の天文時計。ここも定番スポット。
天文時計って,近寄って見てみても,何を意味してるのかイマイチよくわからなかったー。
ささやかな(!)仕掛けが毎時観光客を集める。
そして終わるとざわつき。きっといろんな言語で「えぇ?あれでおしまい?」って言ってるー!
それより,この後に隣の大きな門からjust marriedのカップルが現れ大盛り上がり。
でも,全てひっくるめて,古都プラハの今を感じました。
右の端っこに,ティーン教会も入ってるね。
この辺り,とにかく観光客でごった返してる。
のんびりとカレル橋を歩く,の図。
この時にはそのありがたさに気づいてないのだけど。
晴天の翌日には工事は始まるわ,人はごった返すわで,まるで別物の印象だった。
いつ雨粒が落ちてきてもおかしくないような曇天だったせいか,人出が異様に少ない。(出店もパフォーマンスも少ない^^;)
聖ヤン・ネポムツキー像の台座にも,難なく触れたし。(これで私のところにも幸福が訪れる!?よしよし。)
カレル橋からプラハ城を望む。
橋を歩きながら,スメタナの「わが祖国」の旋律で胸がいっぱいになる。
これがヴルタヴァ(モルダウ)川なんだー!
市民会館内のスメタナ・ホール。
観光客用のちっちゃなコンサート。
館内のアール・ヌーヴォー装飾をゆっくり見て回れて,その上,時差ぼけのアタマにもやさしい,程よい長さの音楽も楽しめて,お得感抜群。
こんなんありました~
現地の人や観光客でごったがえすヴァーツラフ広場から目抜き通りをぶらぶらしていた時のこと。
背中にKOBEと書かれたTシャツを着た男性を見つけたので,あれっと思って彼の後を目で追いかけてるとここに!
そう,このお店の従業員さんだったんですね~。
どんなお肉が出るのか謎ですが,パリでも見たことないのにプラハで神戸つながりを発見しようとは!
お城近くの地域,ミラクーシュ教会側にあった,ご存知スターバックスです。
スターバックスって,どこでもいいカンジにお店作りしてますね。
ここも,自然に街にとけ込んでて好感度高い。木の鎧戸みたいなのもステキ。
ちなみに内部は普通。コーヒーはどことも変わらずおいしい。
U zlatého tygra (ウ・ズラテーホ・ティグラ)
ビアホール「黄金の虎」
千野先生のビアホール,みつけた!
感激で写真を撮りまくっていたら,地元のおじいさん2人に,「ここは有名なビアホールだよ」らしきことを身振り手振りで言われた。
故千野先生は,カレル大学に留学されていた時代からここに通いつめ,その後もプラハに行かれる度に常連席でビールを楽しんでおられたのだ!
ここはプラハで最高においしいビールが飲める場所としてだけでなく,文化人のたまり場(だった?)としても有名。クリントン大統領(当時)+ハヴェル大統領(当時)+フラバルがビールを飲みつつ語らったビアホールでもある。
ビール付きのランチを済ませた直後だったのでお店には入らず。でも,入ったと同じぐらい感激。
チェコといえばビール,ビールといえばチェコ,なんだそうだ。
千野先生から教わるまで知らなかったけれど。
あのバドワイザーの名もチェコのビール産地名に由来するほど。
名前をめぐっての裁判で,アメリカ側の「40年も使っている」という主張に対し,「こっちは400年」と反論したとか。してやったりね
という訳で,プラハでの食事は,ビアホールが中心となりました。
とはいえ,アルコール好きとは言えない私ら夫婦なもので,ビールはいつも小さいのを一杯。
大抵は一般的なチェコ料理が出てくるらしいので,食事する場所として利用。
チェコ料理は普通に口に合う。ビーフシチューのようなグラーシュはほぼ間違いなし。
実際に行ったのは:
U Dvou Kocek (ウ・ドゥヴォ・コチェク)「二匹の猫」
旧市街にある伝統的なビアホール。
U Svejku (ウ・シュヴェイクー)
こちらも伝統的なビアホール。
ポークカツレツがおいしかった。
Potrefena Husa (ポトレフェナー・フサ)
ビールメーカー・スタロプラメン社直営ビアホール。
雰囲気はおしゃれなスポーツバー。
伝統的な料理が今風にアレンジしてあって,スパイシーなグラーシュがおいしかった。コレ↑ (食べかけで失礼!)
プラハって典型的な中世ヨーロッパの町並みですね。
丁度高校生だった頃(‥;)、星新一、筒井康隆、五木寛之の本を読んでいて確か五木寛之氏の作品には東欧や北欧の都市が題材に描かれていました。
そんな中に「プラハの春とおく」?だったかな・・・
他には北欧の「スオミの夏」?とか・・・・懐かしい(^_^)
ちなみに我が家庭なら、アルコールはバカバカ飲んでます(‥;)
早速ご覧いただきありがとうございます!
そうなんですよー。映画「アマデウス」の撮影では,実際のウィーンではなくプラハが使われた,というぐらいですもん。特に旧市街の迷路のような小道は,迷子になるのが楽しいようなところでした。(写真はありません^^;)
ビールもお好きなら,たまらない国かもしれません。