医者の資質って
2008年2月29日金曜日 16:17
何だかたいそうなタイトルですが…
2週間後に家族が大腸内視鏡検査を受けることになり,代理でその病院(個人開業医)に行って来ました。 内視鏡検査の腕では地域でも指折りらしい,とのネット上での噂と,先生手作りの病院HPをみて選んだ病院でした。自分が受けるのではないとはいえ,もちろん大切な家族のためですから,やはりちゃんとしたところかどうかとても気になっていました。当たり前ですね^^;
出ていらしたのは,30代後半から40代くらいの,多分医者としては一番"脂ののった"年頃の先生でした。で,観察はまだまだ続くわけですが… 診察室に入った時,何か違和感があったのでした。何か,本当にいつもと違う印象があったのです。もちろん初対面ですから,何から何まで初めてのものばかりではありますが,それは他の病院に初めて行ったときだって同じ。そうではない,何か。先生とお話をする間,頭の4分の1ぐらいで,無意識にその理由を思いめぐらしていたのでした。そして,そう!気付いたのです。一言で言って「きたない」。不衛生ということはないはずなので,「汚い」と言っては語弊があると思うのだけど,まるで整理整頓ができてない。診察室の机の上には一面,書類が広がって重なり合い,それぞれがあっち向いたりこっち向いたりしてる。横の棚の上も,ファイルやら本やらが無造作に雑然と重ねてあって…。次に観察は先生ご自身に至り,周りのぐちゃぐちゃを見た後では,先生まで何やら不潔に見えてきてしまったのでした。頭いつ洗ったのかな,うん?何だか爪が汚くない?ってね。
普通,病院ってとても整理が行き届き,きちーんとしてるじゃないですか。先生だって,どんなむさ苦しい雰囲気の人でも,不潔かもって思うようなことはなかった。何十年も,それを当たり前としてきた私の目に,今日の診察室は,何と新鮮に映ったことでしょう。
ここの病院,内視鏡検査の方は万全の衛生管理をうたっていて,それは嘘ではないと思います。検査の腕も間違いないはず。ただ,どうなんだろ? お医者さんって,あまり神経質すぎるのも困るけれど,がさつでやっていけるお仕事ではないのでは? 少なくとも清潔さにクエスチョンマークがつけられちゃうのはまずいよね。そのうち,医療行為にまでクエスチョンマークをつけられちゃいますよ。