ヨーロッパにiPhoneを持って行くと… 不満炸裂!

2009年8月21日金曜日 12:05

今回,フランスにiPhoneを持っていくのは2度目。ヨーロッパの他の国には初めて。
事前に勉強して,無駄に課金されないように万全の体制だったはずが…

いろいろ経験から学んだことを,忘れないうちにまとめておきます。
もしかしたら思い違いなどがあるかも知れません。ご指摘いただけるとうれしいです。
思い違いだったらどんなにいいことか,と思うくらいですもん(-_-)

まず,私の場合は,通常iPhoneをバリバリの携帯として利用しています。
つまり,電話も携帯メール(SMS/MMS)も,海外に行くからといって止める訳にはいきません。
しかも海外では,お子たち(au)からのMMSおよび電話を受ける携帯電話として,ちゃんと機能してくれないと困るんです。
この条件においての話だとご了解ください。


1. 「データローミングをオフにする」ことについて

この春にパリに出かけた時は,データローミングは「オン」で1週間を過ごしました。
その時は知らなかったんです,「常識」を。
それで,ボチボチの金額が請求されてしまいました。
払えない額ではないものの,ネットはWi-Fi環境でしかしてないのになぜ?と思ったものでした。
今回は,同じ轍を踏まないぞ,と,しっかり日本にいる時からデータローミングをオフに。
ただ,知らなかったー,データローミングをオンにしなければ,SMS/MMSの着信/発信はできないってこと。「データローミングをオンにしろ」というメッセージがしつこく出ます。
今思えば,当然といえば当然のような…。
ただ,MMSはわかるけど,SMSならデータローミングがオフでもできていいはずじゃ?
たしか,どこかにそう書いてあった。でもできなかった。うーん,わからない…。

SMS/MMSの着信があると,データローミングがオフでもiPhoneの画面には静かに(!)着信があった旨のメッセージは出てくれます。
したがって,①音がないため,大抵はうんと遅れて着信を知り,②そのタイミングでデータローミングの設定を「オン」に切替え,③受信して読み出す,という手順になります。ふぅー。
そうそう,忘れてはいけないのは,④再びデータローミングの設定を「オフ」に戻しておくこと,ですね!(=_=)

さらに面倒のは,Wi-Fiオン時にSMS/MMSの着信があると,Wi-Fiまでオフに変えなきゃいけないこと。これもしつこくメッセージが出ます。
日本では,自宅の無線LAN環境で,何も問題なくSMS/MMSが使えてるのに!

以上をまとめてみましょう。

(Wi-Fiオン時の)SMS/MMSの着信には,このような手順で対応することとなりました。
①画面にSMS/MMSの着信を知らせるメッセージが表示 着信音なし

(②Wi-Fiをオフに 「設定」→「Wi-Fi」 )
③データローミングをオンに 
   
  「設定」→「一般」→「ネットワーク」→「データローミング」と階層を下ります。

④SMS/MMSで受信

⑤再び,(Wi-Fiオン),データローミング・オフ  


面倒なことこの上なし
! 怒りevilすら覚えました。
しかも,この手順にたどりつくまで,さらに慣れるのにどれだけ苦労したことか!

オフにすることそのものの是非については,一般には多分「是」Yesなのでしょう。
そのままオンにしていたら,持ち主のあずかりしらぬところでパケット通信をしてしまうので。
そうでなければ,パケット通信をしてしまうものを洗い出して,海外に出る時だけ何とかするとか…。
そんなこと,できるんだろうか?

2.キャリアの選択について

前回,データローミング・オンで出かけた時は,機内モードを切ると間もなく,SoftbankからのSMSが来て,それとほぼ同時にキャリアを手動/自動で選択することができました。
普通のSoftbank携帯を持っていた時と,全く同じ手順でした。

それが今回は,何しろまずはそのSoftbankからのSMSが来ない!
データローミングがオフだったからね,きっと。
それでもって,ずっとアンテナ0本の圏外表示のまま。(キャリア選んでないんだから当たり前^^;)
ダンナと空港で落ち合う予定だったのに,いつまでたっても電話もSMSもできない!
お互い勝手知ったる空港なので,大きな支障はなく会えたけど,怒り心頭。
その後,あれこれiPhoneをいじってて,ようやく手動でキャリアを選ぶことに思い至ったわけです。
なかなかキャリア選択画面にならず,何度かの失敗の後,ようやく選択完了→電話開通。
フランスで1回,チェコで1回,またフランスで1回,これを経験。
まあ,いい勉強をさせてもらいました。

でも,これって一体どうなんでしょう。
もしかして,「データローミングがオン」である場合,SoftbankがSMSを送ると同時に,一番最初の橋渡しまでをやってくれてたのかな?
データローミングと電話のローミングとは,あまり関係ないと思ってたんだけど…。
しろうとがあれこれ想像するばかり。

3.その他の不可解なこと

いろいろ学んでようやく携帯として使えるようになったiPhoneでしたが,日本からの電話がうまくつながらないことがありました。
というか,3回のうち3回とも,同じ状況だった様子。
日本側では,呼び出し音5回ぐらい鳴った後に,「この電話は現在使われておりません」的なメッセージが流れたとか。
ひどい!
私のiPhoneにはちゃんとつながっていて,呼び出し音もあったので,こちらから電話し直すことで用件は済んだものの,ひどいったらない。

キャリアの問題なのか,それとも,これももしかして「データローミングがオン」なら,なかったことか?
ちなみに,同じフランスにいるもの同士の夫と私の通話には,全く支障はありませんでした。


以上,iPhoneの不満in Europe!!
私の大きな誤解・思い違いからの不具合だったら,どんなにいいことか…。
お気づきの点がありましたら,是非ともお知らせくださいませ。

なお,今のままなら,次からは,緊急連絡用に海外専用携帯Mobell(これ超オススメです)を持っていくかな。
それとも,ある程度の覚悟の上で,データローミング・オンで過ごすか。
ネットはWi-Fiでしか使わないから,払えない額でもない気がするし。

他のSoftbank携帯の時には,びっくりするくらい何も気を遣うことなしに海外へ持ち出せたのに…。
海外では,iPhoneを辞書代わりとちょっしたPDA位に考えるべき!?

2 Comments

  1. 匿名

    今度アメリカでiPhoneを使う予定です。

    家族はソフトバンク海外携帯です。あれこれインターネットを読んでいるのですが、SMSがデータローミングオフでは使えないというのは間違いではないですか?

    SMSは電話番号をアドレス代わりに使います。MMSは、
    メールアドレスです。メールソフトは同じですが、
    宛先の書き方で、MMSかSMSか決まります。そして、MMSは、どこの会社のものでもメール送受信ができますが、SMSはソフトバンクオンリーです。

    私の理解では、上記のようなものです。もう少しで自分で確認できますが、気になったので書いておきます。

     
  2. saco

    おっしゃるとおりです。SMSがデータローミングオフで使えなかったなんておかしいです。
    ただ,どうもこうもSoftbankからのお知らせSMSが受け取れなかったのは事実でして,その時の様子は上記の通りです。

    私の体験が何かの間違いであることを願っています。
    何かの設定が抜けていたとか,何か私に落ち度があったのなら,よほど腑に落ちます。

    是非アメリカでのお話をお聞かせください。
    私もまた年末にフランスで試してみるつもりです。

     
どうぞお気軽にコメントをお寄せください :-)