Jason Mraz "Love For a Child" のこと

2009年3月2日月曜日 11:12

ちょうど5年位前,初めてJasonをライブで見たとき,彼の持つ雰囲気に何か不思議なものを感じたのを覚えている。

1977年6月23日生まれの彼は,現在31才。5年前は,だから26才。
(私なんかからすると)ホントにまだまだ若くって,子供みたいなヒトなのに,
長い人生を経て人生を達観した人のような,年齢に合わない落ち着きのようなものがあった。
この人は,このトシにして一体どれだけの経験をしてきたんだろう…と漠然と思ったりもしたっけ。

そうした疑問が"Love For a Child"の歌詞を読んだとき,すっと解けたような気がしたのよね。
何てタフな生い立ち。
両親の離婚と,その他のエピソードについても,絶句してしまう。
でも,歌の中で彼はこう言うの。
"I'd like to believe it was all about love for a child."
うーん…なんて言えばいいんだ…。

この曲についてちょっとググっていたら,すばらしい解説を書いておられる方があった。
Yahooのminx ballerinaさん,ここに無断で掲載させていただくことをどうぞお許しください。

"Love For A Child"もとっても素敵な曲ですよね^^
そして、とっても悲しくて、少しの勇気が必要な曲。
Jasonの作る歌は、すべて事実に基づいているから。
「フィクションを描ける方がすごい!」と何年か前に彼が言っていたことを思い出します。
Jasonは、今から4・5年前に、両親が離婚していたことを発表しましたよね?
その時から、このことについてはずっと無視してきたそうです。
そして、そのことを描いたのが、この曲。"Love For A Child"。
今回のアルバム「We sing・・・」に投入することになったのは、レコーディングに入った朝から2日間、本当は離婚についての曲を懇願する心の声があって・・・結局曲にしてみたら、ピンと来るものが出来上がったんだそうです。

Jasonはこの歌についてこう語っています。
「たくさんの子供たちが僕と同じ気持ちを味わっていると思う。僕らは如何なる理由においても両親を責めようとは思わない。それはそれで良いこともあるから。両親をうまく扱えるようになれば、いろんな事を乗り切れるようになるんだよ。僕は2つの家族を持てる機会を与えられたことを永遠に感謝する。」

そんな内容の歌詞です。
残念ながら、自己流で訳すことが困難で、アルバムに入ってる歌詞しかわからず、それをそのまま掲載することは意に反する為、掲載はできませんが・・・Jasonを愛している方であれば、この歌には決してマイナスなことなど一つも描かれていないとおわかり頂けるんじゃないでしょうか?(すいません。偉そうで・・・)

* What about taking this empty cup and filling it up.
空っぽの器を満たしてみよう
With a little bit more of innocence.
ほんの小さな純粋さと一緒に
I haven't had enough, it's probably because
僕は足りていなかった、けど、それはおそらく・・・
when you're young.It's OK to be easily ignored.
まだ子供だったんだ、簡単に無視されても平気だよ
I like to believe it was all about love for a child.
僕はそれが、子供への愛の証だったと信じてるから。

これぐらいしか・・・長くてすみませんでした~(汗)

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