「カラマーゾフの兄弟」と「赤と黒」

2008年4月16日水曜日 17:40

友だちに教えてもらった亀山郁夫さんのブログ,
私も読み始めたらおもしろくて,とまらなくなりました。
(http://stavrovsky.blog.ocn.ne.jp/)
今,2007年12月までさかのぼったところです。

そこで発見したのは,驚きの新事実。
ドストエフスキーは,「カラマーゾフの兄弟」を書き始める前に,
スタンダールの「赤と黒」を読んでいた(or知っていた)!
ロシア文学とフランス文学の金字塔とも言える2つの作品がつながるわけです。
ほぉーって思いません?
思えば,ロシアがフランス文化の影響を強く受けていたのは当たり前。
貴族の世界ではフランス語が公用語だったくらいだもんねぇ。

今さらながら,フランス文化のパワー恐るべし,です。
そういえば,亀山さん自身も「赤と黒」の媚薬にやられてた!
アムール(愛)の国フランスのねっこは,当然のことながらこうした文化にあって,
しかもかように深いのね。

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